結婚指輪の交換
■指輪の交換とは・・・
教会式の結婚式で結婚指輪(マリッジリング)を交換する儀式のことをいいます。
元々は神前式、仏前式にはなかった儀式なので、賛否両論はありますが、
現在の結婚式には欠かせない儀式になっています。
■指輪の交換の由来
指輪の交換の由来は、エジプトであるとかヨーロッパであるとか
色んな説があるようですが、その中でも有力な説が二つあります。
◆誓いの言葉を永遠に・・・・
お互いがお互いを永遠に愛し、慈しみます、とたてた誓いを
結婚指輪(=永遠を意味する途切れるコトのない輪)を交換することで
誓いをカタチにし、誓いの証としたといわれています。
◆家と家のつながり・・・・
中世ヨーロッパでは、結婚というのは異なる一族と一族がつながる
一大イベントであったため、つながりを確認し合うために家紋の彫られた指輪を交換し、
お互いが持ち合うことで信頼の証としたといわれています。
■指輪交換の手順
1)教会式では牧師。神前式では神官、あるいは巫女。
仏前式では僧侶が指輪を運んできます。
2)新郎・新婦が向い合います。
この際、手に持っているもの(手袋やブーケ、扇子などの小物)は、
媒酌人やアテンダーさんに渡すなどしておきます。
3)まず新郎が牧師(※神官・巫女・僧侶)から指輪を受け取り、
新婦の左手を取って薬指へ指輪をはめます。
4)次に新婦が牧師(※神官・巫女・僧侶)から指輪を受け取り、
新郎の左手を取って薬指へ指輪をはめます。
5)新郎・新婦が牧師の方へ向き完了。
※教会式では、次に誓いのキスに移ります。
又、神前式では、誓いの言葉に移ります。
■ワンポイントアドバイス!
1)結婚式の数日前には指輪をもう一度指にはめてみて、
当日、指輪が入らず焦ることの無いように確認しておきましょう!
2)結婚指輪をのせておくリングピローがあれば、
ケースに入っているより取りやすくなります。
結婚指輪(マリッジリング)の交換は、誓いのキスと並ぶ結婚式のメインイベントです。
式場でのリハーサルだけでなく、スムーズにできるように
家でも練習しておくと安心ですよ!
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