ホールマークの品位表示が変わります。
平成24年4月より、貴金属合金の純度を示すホールマーク表示が変わると、
ホールマークを打刻している造幣局より発表がありました。
この4月からの新しいホールマーク表示により何が変わるのかというと、ジュエリー
宝飾業界で、今まであいまいではっきりさせていなかった部分が明確になります。
例えば、『Pt1000』という刻印。
貴金属の純度というか含有率をあらわすホールマークの本来の意味で言うと、
100%純プラチナという意味になります。
でも実は、『Pt1000』は100%純プラチナではなかったんです。
純プラチナでないことは、造幣局もジュエリー業界も認識していたのですが、
『Pt1000』に混ぜられる合金が1%にも満たないことから、
『Pt1000』で通すことが慣例となっていました。。。
これが、変更後の品位表示により本当というか本来のホールマーク表示になります。
『Pt999』と。。。
『Pt1000』をメインで扱っているブランドさんやメーカーさんからすれば、
「100%プラチナ製です。」という特徴をそがれることになりますが、
明確にすることによるプラス効果を、業界全体で共有できればと思います。。。
ホールマークの表示変更に関する詳しい内容は、こちらの造幣局のページをご覧ください。