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お知らせ

花嫁の和装 <その一、白無垢>

婚礼の三原色として、古来より言われる色は白・赤・黒の三色を言い、

◆「白」は嫁ぐ先の家風に染まるという意味と自分自身の清浄潔白を意味
◆「赤」は赤ん坊の純粋な心を意味
◆「黒」は嫁いだ後に他の色に染まらないという意味

という説があります。


その中でも白無垢は、文字通り

 ◇間着(あいぎ=重ねた衣服の間に着る衣服で女性が打掛の下に
                      着用した小袖(こそで)のことをいう。)
 ◇帯(おび)
 ◇綿帽子(わたぼうし)
 ◇小物(草履や帯揚げなど)

にいたるまで全て白によって整えられます。

shiromuku.jpg


また江戸末期時代には、打掛の裏地に共布(ともぬの=同じ布)の緋(赤の意)を
用いるようになりました。
これは「血」の意味を表して、内に秘める情熱と一生懸命にお仕えする
との決意を表していると言われています。

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最近では、白無垢の裏地は全て白のものがほとんどですが、
緋(赤)の裏地の者も綿帽子も合わせて使われることが、
少しずつですが増えてきているようです。 


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